立礼焼香と座礼焼香の違いをチェック

2020年03月06日
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仏式のお葬式に参列した場合、参列者は「お焼香」を行うことになります。現在、執り行われている仏式のお葬式で多いのは、立礼焼香と座礼焼香です。この2つの違いを事前に知っておけば、突然お葬式に参列しなければいけなくなった場合でも、慌てずに済むでしょう。

立礼焼香は文字通り立って行うスタイルです。主に椅子席の式場で行われています。自分が行う順番がきたら祭壇に進み、遺族に一礼しましょう。祭壇の一歩手前まで歩いたら、遺族や祭壇を見て一礼または合掌します。抹香をつまみ香炉に落としますが、この動作は1回から3回行うのが基本です。

宗派によって回数は変わってくるので、もし故人が信仰していた宗派が分かっているのであれば、その宗派のマナーに従って行います。その後、改めて遺影に向かって合掌し一礼、遺影の方を向いたままで2〜3歩下がり遺族に一礼したら、自分の席に戻ります。

座礼焼香は畳敷きの式場で行われることが多いスタイルです。基本的な順序は立礼焼香と同じですが異なるのはまっすぐ立たずに、移動の際は腰を落として焼香の際は正座して行います。焼香の動作や回数などはどちらのスタイルでもさほど変わりませんので、基本的な動作が分かっていれば、どちらのスタイルでもまごつくことは無いでしょう。

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