焼香にも立ったままと座ったままの違いがある
2020年02月06日
通夜・葬儀・告別式という、一連の流れが約2日間ほどありますが、その中で、故人との最後のお別れをします。献花をするのはカトリックやキリスト教での葬儀になり、焼香をする儀式はありません。宗教によっては、焼香をする台が用意されていますし、葬儀を執り行う場所によって、立礼焼香と座礼焼香が行われます。
この違いは、単に立ったままなのか、座ったままなのかという違いです。座ったままであれ、会場が狭い場合には回す方法となります。この場合には、葬儀社あるいは僧侶の手から香炉が手元に回ってきます。自分の順番が来たら隣の人へ回すのですが、この時には正座をしているため、膝の前に置きましょう。
まずは、遺族(喪主)に一礼してから、次に故人の遺影に一礼をして香炉を持ち、焼香をします。一回なのか、二回なのか、宗教上で異なりますが、一回でも問題はありません。立礼ならば、まずは遺族に一礼をしてから祭壇前に足を歩ませて、遺影に一礼をします。
親指、人差し指、中指の三本を使って抹香をつまみ、おでこ近くまで持ってきて、炉に入れます。後ろに一歩下がり、遺影と遺族に一礼をして席に戻りましょう。基本、数珠は持っていてもなくても問題ありません。