近年の葬儀の傾向を知っておこう
2019年07月29日
昔は菩提寺があり、不幸があった際には菩提寺に相談をするということが一般的でした。しかし最近では菩提寺を持たない家庭が増えてきています。そうなると不幸があった際にどうすればいいのか分からない、ということになってしまいます。
また菩提寺がなければ宗派も決めることが出来ません。最近では無宗教の人でも葬儀を執り行うことができるように、葬儀会社はお寺を紹介してくれることがあります。また宗教や宗派に捉われることのない見送りを希望する人も増えてきています。
宗教儀式として考えられているので、あまり気にしたくはないということもあるでしょう。そんな時、遺族が自由に執り行なうことが出来る見送りというのは後悔することのないお別れになります。どういう形式にするのか、もしも故人の希望を事前に聞いておくことができれば、故人の遺志を尊重してみるとよいでしょう。
最近では花をたくさん飾るお別れや歌を歌ったり、故人の話をしたりなど、形式に捉われることもなくなってきています。遺族が納得行く形式で見送ればよい、という考えもあります。しかし地域によってはキチンと見送るのが当たり前としているところもあるので、気を使わなければいけないということもあります。