葬式での焼香のマナーを学んでみよう
2021年07月14日
葬式では、さまざまなマナーがあります。焼香に関しても、きちんとしたマナーを守ることが大切です。故人や仏に向けて、香を焚き拝む行為です。基本的な作法としては、右手の親指と人差し指、そして中指を使って抹香をつまみます。
そして、目の高さまでもちあげ、指をこすりつつ香炉の中に落としていきます。この動作を、一回から数回繰り返すことになります。ただし、宗派によって回数の違いなどもあるため宗派をチェックしてから参列することも大切です。
また、特に回数などが決められていないという場合には、自分の宗派があるならその作法に合わせて行っても問題ありません。そして、焼香は立礼、座礼、回しの大きくわけて三種類あります。立礼では、立って行い座礼では座って行う作法です。
回しは、会場が狭いなどの理由から本人が祭壇に向かうのではなく焼香炉を回して自分の前に置き終わったら、隣の人に渡すという形で回していくことになります。葬式では、故人との別れを惜しむことも大切ですが人が集まる場でもあるため失礼のないようにマナーを身につけておくようにしましょう。
また宗派によってもいろいろと作法があるため、故人の宗教を尊重することも大切です。