マナーを確認して失礼にならないようにしよう
2021年06月26日
葬儀に参列する際、焼香のマナーがわからず見様見真似でなんとかした経験がある方もいるでしょう。しかし見様見真似で乗り切ったつもりでも、間違ったマナーをしていて故人や遺族に対して失礼な行為をしている可能性もあります。
失礼な行為をしないようにするために、葬儀に参列する前にどのようなマナーに注意したらいいのか確認しておくことが大切です。実際に焼香のマナーを考えるときに注意が必要な点の1つが、宗派によって細かいマナーには決まりがあるという点です。
特定の宗派の場合には、宗派ごとのマナーなどを確認したうえで対応することも必要です。一般的な焼香のマナーでは、最初に台の少し手前で遺族と僧侶に対して一礼、そして台の前に進んだら再び一礼をしましょう。次に数珠を左手にかけたら、右手で抹香をつまんで額に近づけます。
その後は抹香を静かに香炉の炭の上にくべるという流れです。一般的に抹香をつまむという一連の流れは3回実施しますが、宗派によって回数が決まっていることがあります。最後に線香を立てたら合掌し、遺族に一礼をして席に戻ります。
一連の流れを確認しておけば、葬儀の際にも落ち着いて対応できます。マナーを知らず恥をかくことがないように、事前に確認して対応できるようにすることが大切です。