宗派によってマナーが違う焼香のやり方
2021年04月11日
突然の訃報で慌ただしくなることもある葬儀ですが、葬儀にはマナーや作法があります。その中のひとつとして焼香があります。葬儀において亡くなった方にお香を焚いて拝むことをいいます。これは仏壇にお線香をあげるのと違い、香木を砕いて細かい状態にした抹香というものを焚くことで仏式の葬儀のときに行われるご供養のひとつです。
宗派によってやりかたは様々です。一番的には喪主から始まり、親族、参列者という順番で行われます。スタッフから促され自分の順番が来たら焼香台へ行きます。遺族に一礼をし、台の前に近付き遺影に一礼をします。香炉のそばに置いてある抹香を指でつまみ、自分の額の高さまでつまんだ手をあげて香炉に抹香をそっと落とし入れます。
また、そのときのやり方には宗派によってつまむ指や何回するかなどの違いがあります。そのような違いがあるため、予め宗派を確認してどのようなやり方をするのか調べておくといいかと思いますが、最初にされた喪主のやり方を見て同じようにやるのも参考になるかもしれません。
また、立ったままでやることが一般的ですが会場が和室になっている場合は座って行います。その他にも自分の席に香炉が回ってきて座ったままで席の順番に回すやり方もあります。