お焼香のマナーを身に付けておきましょう

2020年12月08日
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お通夜や告別式、法事などでは、僧侶の読経中に故人を香りで清めるためにお焼香を行います。住んでいる地域や宗派によっても、回数や作法は違ってくるので年長者にアドバイスを受けておくと安心です。真言宗のお葬式の場合は、3回行うのが一般的です。

お通夜や告別式などの葬儀では、立礼焼香を行います。自分の順番が回ってくると、遺族や僧侶に一礼をしてから、遺影の前に進んで香炉の前に立ちます。遺影に一礼をしてから、心を込めて行う必要があります。仏式のお葬式の場合は、粉末状になっている抹香を使用します。

香炉と抹香が準備されているので、右手の親指、人差し指、中指を使ってつまみます。胸の前にたむけてから、静かに香炉に落とす動作をします。参列者が多い葬儀の場合や、直葬の場合は1回だけ行うことが多いです。遺族に一礼をしてから、静かに退出をします。

お通夜や告別式では、おしぼりが用意されているので手を拭いておきましょう。四十九日法要や一周忌などの法事では、回し焼香を行うことが多いです。抹香と香炉が設置されているお盆が回ってくるので、自分の順番が回ってきたら遺影に一礼をしてから、心を込めて行います。

次の人に回す時に一礼をするのがマナーです。

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