どれくらいの回数どこで行うのか
2020年11月05日
焼香の時に使う指は、右手の親指・人差し指・中指と決まっていると知っていましたか。左利きの人でも使う時には右手を使うことがマナーとされている為、使う時に間違えないようにしましょう。抹香を手でつまみ、目の高さまで持ち上げるようにすることが正しい方法です。
なお、この時の動作の事を、押し頂くという言葉を使って表現することがあります。宗派によって1回から3蚕の行動を行いますが、相手の宗派が何なのか、あらかじめ知っておくと失礼にならないです。また、週によってはおこし頂くことも行いません。
おしいただかない宗派は浄土真宗・臨済宗です。それ以外の宗派は押し頂く形となる為、失礼のないように心掛けましょう。ただし、曹洞宗は多少特殊です。1回目はおしいただき、2回目はそのままくべる形となる為、覚えておいて損はありません。
また、浄土真宗でも本願寺派と大谷派では回数が違います。本願寺派は1回、大谷派は2回です。なお、天台宗の場合1回から3回の間であれば特に決まっていない為、周囲の人の焼香の様子を確認してから実行すると、失礼にならないでしょう。相手に失礼にならないように行うことはわかっていますが、わからない時には周囲に聞くか周囲の様子を見てからまねして行う事で、失礼になる事を回避できます。