お焼香の基本を知っておくと安心です
2020年08月16日
日本のお葬式は80パーセント以上が仏式なので、基本的な作法を知っておく必要があります。宗派によっても多少の違いがありますが、基本的なマナーは同じです。お通夜や告別式などの葬儀では、僧侶が入場をしてから読経が始まります。
基本的には喪主や葬儀委員長、遺族などから、お焼香をすることが多いです。遺影の前には香炉と粉末状の抹香が準備されています。お焼香に使用するお香は、棒状のお線香とは形状が違っています。左手で数珠を持ち、右手で抹香をつかんで胸の前に持っていき、3回行うことが多いです。
宗派によっても多少は違いますが、3回行う所がほとんどです。一日葬や直葬などの場合は、時間の関係上で一回になることもあります。若い年代の人は葬儀に参列する機会が少ないので、戸惑いを感じることも多いです。一般参列者としてお焼香をする場合は、前の人と同じにすると失敗が少ないです。
故人の供養のために丁寧に行うことが大事です。遺族に一礼をしてから退出をします。退出をする時は、おしぼりを用意されているので、手を拭っておきましょう。遺族や喪主として参列をする場合は、身内が終わったら、前の席に着席をすることが多いです。一般参列者が退席をする時にお辞儀をします。